岩手県農民連の農産物供給センター (農業法人)に、各会員から出荷された2010産米が10月26日検査されました。
銘柄は、ひとめぼれ・あきたこまち等です。ほとんどが、一等米になりました。
今年の農協買入価格が、昨年より30%以上も下落し、農家は収穫を喜べません。
農民連は、農協価格より可能な限り上乗せした価格で、今年も買い入れています。
民主党政権の「戸別所得保障制度」がきっかけで、米市場で生産者米価が下落したとも言われています。
農民連は、「生産者米価の暴落に歯止めをかけるため、緊急に棚上げ備蓄米40万トンを政府は買い入れを」や「菅直人首相が表明しているTPP(農産物の輸入自由化進める協定)交渉参加に反対」などを求め運動を進めています。
この秋、米どころである東北を中心に、170をこえる地方議会から「国による緊急の備蓄米買い入れ」や「農産物の自由貿易反対」などの意見書が国に提出されました。 また、全国農協中央会でも、農民連と同じ内容の運動をいま進めています。
「安全・安心な食料を日本の大地から」の立場で、私も農民連農産物供給センターの一員として頑張って参ります。