「平成の開国」が通常国会開催もあって大きな問題になっている。
今日、午前中 NHK総合テレビで「どんな国を目指すのか?」を2時間番組で放映していた。
内容は、TPP(農産物を含める全ての貿易品目の関税を完全撤廃する協定)についてNHK解説者が賛成・反対それぞれ両陣営に分かれて議論する内容です。同時に視聴者と双方向で随時アンケートを集計していくものでした。
解説者の皆さんの議論は全体的には、TPP容認を感じるように思われた。特に賛成のある解説者が「日本の食糧需給率をカロリーベースで言うのはおかしい。金額ベースで言うと70%となり世界第5位になっている」と意味不明なコメント。それに対し司会者が「日本国民はお金を食べているのではない。食料品を食べている」 と。その通りだ”
この辺までの時間帯ではアンケート集計は、TPP賛成、反対はほぼ半々?
その後、議論が進み日本農業を立て直すために「農産物を輸出していけばやっていける」「企業に農業参入してもらい規模拡大していけばいい」など賛成派が。
コメの輸出を菅首相もいっていたが、現状は日本の米輸出は国内米生産の0.2%で1.600トンに過ぎない。農産物輸出で成り立つ前に、日本農業は死に絶えてしまう。
農家は、作業賃など殆ど考えないで生産している。 企業はそうは行かない、今の生産米価ではいくら規模拡大しても、儲けは出てこない。儲からない事に企業は乗れない。
反対派は、「日本の農業は中山間地が多く自然環境や地域社会を守る要になっている」「世界の食糧事情は異常気象や人口増加で不足し、これまでにないほど穀物が値上がりしている。お金があれば輸入できる考えは危険だ」「オバマ大統領は、『米国が損をするような貿易協定は絶対にしない』と言っている」
だんだんTPPの真相が語られてきた”
番組の最終段階のアンケート集計は、TPP締結の賛成派30数%、反対派60数%と圧倒的に反対派の勝利”"
その他のアンケートで、「TPP締結で経済効果があるか?」でもほぼ同じ数値で効果がないが60数%”
更に、「日本農業に将来の展望があるか?」では、あるが80数%でした。多くの視聴者は日本農業に期待をしている結果でした。 日本人の食料は、安全・安心な
日本の大地から”
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