23日、北上市で「新システムってなに!」をテーマに宮武恭子さん(全国保育団体連絡会副会長)の講演を聞き勉強をしてきました。
200人余りの保育師を中心に参加があり大盛況でした。
「子ども・子育て新システム」は民主党政権の「産業構造ビジョン2010」に基づいて進められているものです。 一口に言って、福祉の保育から産業の保育に変えていこうと言うものです。
国は、この新システムづくりのためにワーキンググループを立ち上げ、2011年の1月までに結論を出すことで進めています。
新システムで保育はどうかわるのか。
①幼稚園・保育所の一体化で「子ども園」に一本化。②市町村は児童福祉法で言う保育の義務が無くなる。③利用者と事業者の直接契約・・契約できなければ入れない。④要保育度の認定によって保育所利用の上限と利用料が決められる。⑤保育所の利用料は、現行は収入によって算定されるが、新システムでは収入に関係なく一律の保育料になる。
国はこの「新システム」を、あと3年後の2013年から実施すると言っています。
マスコミもあまり取り上げていないので、知らない人がほとんどです。今大切なことは、民主党政権が保育制度を大改悪しようとしていることを、周りの人に知らせることです。
※下のチラシは会場で頂いたものです。
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